ネイタルチャート(シングルチャート)
この画面は、1人分の出生図(ネイタルチャート)を表示・分析するための中心的な画面です。ホイール(円形の図)と6つのタブを組み合わせて、天体の位置・アスペクト・ハウス・品位・サビアンシンボル・ハーモニクスまでを1画面で確認できます。
前提:この画面には入力フォームがありません。先にトップページ(入力画面)で出生データを入力・保存してから開いてください。データが無い場合は「データがありません。トップページで入力してください。」と表示されます。ページを開くと自動で計算されます(「表示」ボタンを押す必要はありません)。設定を変えるとすべて即時に自動再計算されます。

画面全体:左がホイール、右が6タブのデータパネル
1. チャートホイールの見方
左パネルの円がチャートホイールです(画面幅が狭いときは最上部に表示されます)。
外周のサイン帯
外周には12サインの記号が並び、背景がエレメント別に色分けされています:火=淡い赤、地=淡い黄、風=白、水=淡い青(ダークテーマでは専用の濃色配色になります)。1°・5°・10°の目盛り付きです。
ハウスカスプ線とハウス番号
円内の放射線がハウスの境界(カスプ)です。1・4・7・10ハウス(アングル)は太線で表示され、カスプの度数ラベルとハウス番号(1〜12)が円の内側に入ります。
天体記号
各天体は固有色の記号で表示され、横にサイン内度数(度分または10進)が付きます。逆行中の天体には赤い「R」が付きます。天体が密集した場所では記号が自動的に間隔を空けて再配置され、引き出し線と実位置のドット(サイン帯の内縁)で本来の度数が分かるようになっています。
アスペクト線
円の中心部に、天体どうしを結ぶ色分けされた線が引かれます(色の意味はアスペクトタブの項を参照)。表示のON/OFFとオーブ(許容度数)は設定タブで調整できます。
左上の情報表示
ホイール左上に、名前・出生日時(YYYY/MM/DD HH:MM)・出生地名・座標が表示されます。

密集した天体は自動で間隔が空き、引き出し線で実位置と結ばれる
2. 基本タブ — 天体一覧と表示の選択
最初に開くタブです。23天体(太陽〜冥王星の10惑星、ASC・MC、Nノード・Sノード、リリス、フォーチュン、バーテックス、イーストポイント、キロン、セレス・パラス・ジュノー・ベスタ)の一覧表です。
列の意味
| 列 | 内容 |
|---|---|
| 表示 | チェックボックス。ここがこの画面の「表示天体の選択」です。ON/OFFがホイール・アスペクト表・HMタブすべてに連動します。 |
| 記号 | 天体グリフ(天体ごとの固有色)。 |
| 天体 | 天体名。クリックするとその天体の意味が行の下に展開されます。ノードには計算種別 (T)/(M)、リリスには (M)/(T)/(N) が付記されます。 |
| サイン | 在住サインの記号。クリックすると「その天体×サイン」の解釈が展開されます。 |
| 度数 | サイン内度数。度分(28°18′)/10進(28.30)は設定タブで切替。逆行中は赤い R 付き。 |
| H | 在住ハウス(例 5H)。クリックすると「その天体×ハウス」の解釈が展開されます。 |
| 赤緯 | 天の赤道からの南北のずれ(小数2桁+°)。±23.44°を超える天体(アウトオブバウンズ)は赤い太字になります。 |
| ドデカテモリ | ドデカテモリー(各サインを12分割して割り当てた第2のサイン)の記号をサイン色で表示。 |
表示チェックの初期値
初期状態でONなのは10惑星+ASC・MC+キロンです。ノード・リリス・フォーチュン・バーテックス・イーストポイント・4小惑星は初期OFFです。設定画面(⚙)の「使用天体」で保存した選択があれば、そちらが優先されます。

基本タブ:クリックできるのは「天体名・サイン・H」の3箇所
3. アスペクトタブ
表示ONにした天体どうしのアスペクト(角度関係)の一覧です。オーブ(誤差)が小さい=正確な順に並びます。
検出されるアスペクト(7種)
| アスペクト | 角度 | 線の色 | 分類 |
|---|---|---|---|
| 合(コンジャンクション) | 0° | 紫 | 合 |
| 衝(オポジション) | 180° | 赤 | ハード |
| トライン | 120° | 青 | ソフト |
| スクエア | 90° | 赤 | ハード |
| セクスタイル | 60° | 緑 | ソフト |
| セミセクスタイル | 30° | 淡青 | 調整 |
| クインカンクス(インコンジャンクト) | 150° | 淡紫 | 調整 |
オーブは全種共通で、設定タブのスライダー(0〜10°・0.5°刻み、初期値 3.00°)で調整します。アスペクトの種類ごとの個別ON/OFFはありません。
行をクリックすると
解釈が4段構成で展開されます:【天体1の意味】→【天体2の意味】→【分類(合/ソフト/ハード/調整)の一般的な意味】→【このペア固有の解釈文】(例:「太陽と月の合」)。

行クリックで4段構成の解釈がアコーディオン展開される
4. ハウス順タブと品位(ディグニティ)
1〜12ハウスの順に、カスプ情報と在住天体を並べた表です。1H には (ASC)、10H には (MC) のハイライトが付きます。
表の見方
左セルは「カスプのサインと度数」と「そのハウスのルーラー(モダンルーラー採用)がどのハウスに在住しているか」。右セルは在住天体の一覧(カスプに近い順)で、天体ごとに品位バッジが付きます。天体がないハウスは「(天体なし)」と表示されます。
品位(ディグニティ)バッジ
上部の「品位:」セレクトで 伝統7惑星(初期値)/現代10惑星/表示しない を切り替えます。バッジはリリー式のスコア付きです。
| 品位 | スコア | バッジ色 |
|---|---|---|
| ドミサイル(自室) | +5 | 緑 |
| エグザルテーション(高揚) | +4 | 青 |
| トリプリシティ | +3 | 青緑 |
| ターム | +2 | 紫 |
| フェイス | +1 | 茶 |
| デトリメント(障害) | −5 | 赤 |
| フォール(転落) | −4 | 橙 |
| ペレグリン(品位なし) | ±0 | 灰 |
複数の品位を持つ場合は Σ±n(合計スコア)バッジも表示されます。採用テーブルは、ターム=エジプシャン式(太陽・月は対象外)、フェイス=カルデアン順のデカン、トリプリシティ=ドロテウス式(昼/夜のルーラー)です。
昼のチャート・夜のチャート
太陽が地平線(ASC-DSC軸)より上にあれば「☀ 昼のチャート」、下なら「☾ 夜のチャート」と自動表示されます。トリプリシティの昼夜判定に使われます。
現代10惑星モードの違い
天王星(水瓶座)・海王星(魚座)・冥王星(蠍座)のドミサイル/デトリメントだけが古典テーブルに追加されます。それ以外の品位は伝統モードと同じです。品位バッジが付くのは伝統7惑星(現代モードでは+天海冥)のみで、ノードや小惑星には付きません。

ハウス順タブ:品位バッジとΣ合計、昼夜の表示
5. サビアンタブ
23天体すべてのサビアンシンボルの一覧です。
サビアン度数は切り上げ規約を使います。サイン内 14.2° の天体は「15度」のシンボルが割り当てられます(サビアンでは 0°台=1度、29°台=30度)。
サイン・度数・シンボルの3つのセルはホバーで連動してハイライトされます。シンボルをクリックすると長文の解釈が展開され、天体名をクリックするとその天体の意味が展開されます。解釈データは言語切替に連動して切り替わります。

サビアンタブ:クリックで長文解釈を展開
6. HMタブ(ハーモニクス)
ハーモニクス(調波)チャートを表示するタブです。「HM選択:」プルダウンで HM1〜HM12 を選びます(HM1=360°、HM2=180°、HM3=120°、HM4=90°、HM5=72°、HM6=60°、HM7=51.4°、HM8=45°、HM9=40°、HM10=36°、HM11=32.7°、HM12=30°)。
重要な仕様:HMタブを開くと、左の円チャート自体がハーモニクス配置で描き直されます(右上に「HM=n」ラベルが出ます)。他のタブに戻ると自動的に元のネイタル表示へ復帰します。
中央には「ネイタル位置 × HMn位置」の比較表、右側には Natal と HMn の2レーンを持つ縦型ダイヤルが表示されます。ASC・MC・バーテックス・イーストポイント・フォーチュンなどの「角・感受点」は調波倍の対象外です(ネイタル位置のまま)。

HMタブ:比較表と縦型ダイヤル。円もHM配置に切り替わる
7. 設定タブ — チャートタイプと計算条件
この画面の表示と計算条件をまとめたタブです。3つのブロックがあります。変更はすべて即時反映です。
ブロック1:チャートタイプ
プルダウンで7種類から選べます。タイプに応じて条件入力欄が自動で現れます。
| タイプ | 内容 | 条件入力 |
|---|---|---|
| ネイタル(初期値) | 出生図 | — |
| トランジット | 指定日時の天体配置を単独表示 | 日付+時刻(初期値=今) |
| プログレッション | 二次進行図 | 対象日(初期値=今日) |
| ソーラーアーク | ソーラーアーク図 | 対象日(初期値=今日) |
| ソーラーリターン | 太陽回帰図 | 年(1900〜2100) |
| ルナーリターン | 月回帰図 | 年+月 |
| ハーモニクス | 選ぶとHMタブへジャンプ | HM番号(HMタブ側) |
リロケーション:入力画面の「現在データ」タブで現在地を保存してある場合、トランジット/プログレッション/ソーラーリターン/ルナーリターンは自動的にその場所(座標・タイムゾーン)を基準に計算されます。出生地基準で見たいときは現在データを空にしてください。
ブロック2:表示・ハウス
| 項目 | 選択肢 | 初期値 |
|---|---|---|
| 度分表示 | ON=度分(28°18′)/OFF=10進(28.30) | 設定画面の度数表示に従う |
| ハウス | プラシーダス/コッホ/ホールサイン/イコールハウス/ポルフィリウス/レジオモンタヌス/カンパナス/モリナス/ソーラーハウス/ソーラーサイン(10方式) | プラシーダス |
| ノード | True/Mean | True |
| リリス | Mean/True/Natural | Mean |
ブロック3:アスペクト
「アスペクト」チェックでホイール上の線の表示/非表示(初期ON)、「オーブ:」スライダーで許容度数(0〜10°・0.5°刻み・初期 3.00°)を調整します。線とアスペクト表の両方に即反映されます。

設定タブ:チャートタイプ・表示・アスペクトの3ブロック
8. コピー・PDF出力
📋 円のみコピー
ホイールを 900×900 のPNG画像としてクリップボードにコピーします。コピーした画像には、名前・日時・場所・ハウス方式・度数形式・ノード/リリス種別・オーブ値・チャートタイプ、およびアプリのURLが焼き込まれます。クリップボードが使えない環境では「名前_chart.png」として自動ダウンロードされます。
📄 円+基本データPDF
A4横1ページのPDFを生成してダウンロードします。左に円チャート、右に基本タブの天体テーブルが入り、ファイル名は「名前_YYYYMMDD.pdf」です。
9. 知っておくと役立つ仕様
- 設定の同期:ハウス方式・度数形式・ノード/リリス種別・テーマ・言語は設定画面(⚙)と双方向に同期します。別のタブで設定を変えても、この画面に戻ると自動で再計算されます。
- 出生時刻が未入力の場合:00:00 として計算されます。時刻不明の人はハウスやASCが確定しない点に注意してください。
- タイムゾーン情報が無い場合:東京時間で誤計算せず、経度からの概算(地方平均時 LMT)で計算し、警告が表示されます。入力ページで場所をリストから選び直して保存すると正確になります。
- 紀元前の日付:負の年は「紀元前N」と表示されます(英語では N BCE)。
- 言語切替:画面の文言だけでなく、サビアン・アスペクトなどの解釈データも選択言語のものに切り替わります。
- テーマ:初期はダーク。ダークではホイールの配色が専用のものに切り替わります。アクセント色は設定画面で変更できます。