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三重円・5重円

三重円チャートは「ネイタル+中間の技法+外側の技法」の3層、5重円チャートは「2人分のネイタル+進行+経過」の5層を、1つのホイールに重ねて表示する画面です。どちらも「設定・基本・アスペクト・ハウス・サビアン」の5タブ構成で、円が増えても操作方法は共通しています。このページでは2つの画面をまとめて解説します。

二重円チャートとは別物です:三重円・5重円は、二重円チャート(内円・外円を自由に組み合わせる画面)の単純な延長ではありません。タブ構成が異なり、二重円にあった「相性(アスペクトマトリクス)」「MP(ミッドポイント)」「未来予測」「未来2-SA」タブはありません。その代わりに「アスペクト(ダイヤル表示)」「ハウス」「サビアン」という単独タブがあります。二重円の続きのつもりで開くと勝手が違うので、まずこの点を押さえてください。

三重円チャート画面の全体

三重円チャート:左がホイール、右が5タブのデータパネル

1. 2つの画面の違い(円の構成)

三重円・5重円は「内側から外側へ何を重ねるか」だけが違い、操作の骨格は同じです。

三重円チャート 5重円チャート
円の数 3(内円・中間円・外円) 5(N1・P1・N2・P2・T)
基本の考え方 1人のネイタルに、進行技法と経過技法を1つずつ重ねる 2人分のネイタル+進行に、経過を1つ重ねる(相性+進行の同時比較)
円の選び方 中間円・外円をプルダウンで選択可能 5つの円それぞれの役割が固定(選択不可)

三重円チャートの円構成

内容
内円 ネイタル(固定)
中間円 プログレス(二次進行)/ソーラーアーク/一度一年法/ハイブリッドCPS/逆進行 の5択
外円 トランジット/ソーラーリターン/ルナーリターン の3択

5重円チャートの円構成(固定)

円(内→外) 内容
N1 人物A・ネイタル
P1 人物A・プログレス
N2 人物B・ネイタル
P2 人物B・プログレス
T トランジット(経過)

5重円チャートは、2人分のネイタル・進行・経過を一度に見るための画面です。二重円チャートの「相性(シナストリー)」は2人のネイタル同士だけを比較しますが、5重円チャートはそこに進行と経過を加えた時系列比較ができます。

2. 画面の共通構成

左にチャートホイール、右にタブ切替式のデータパネルという構成は二重円チャートと共通です。ホイール左下に出力ボタン(コピー・PDF)、画面右下に日時設定パネルがあります。

タブの並び(三重円・5重円共通)

タブ 内容
設定 円の構成・日時・ハウス方式・アスペクトの表示条件をまとめて設定
基本(初期表示) 天体ごとの位置一覧(円の数だけ列がある)
アスペクト 調波ダイヤル形式でアスペクトを表示
ハウス 基準にする円を選び、各天体がどのハウスに入るかを一覧表示
サビアン 各天体の位置に対応するサビアンシンボルを一覧表示

3. 設定タブ①:円の構成

三重円チャート

中間円・外円をそれぞれプルダウンで選びます。中間円・外円が参照する対象日時は共通の1つで、円ごとに別々の日時を設定することはできません。内円(ネイタル)は入力画面で保存したデータを使い、「再読込」ボタンで最新の内容を反映できます。

5重円チャート

円の役割は固定なので選択操作はありません。対象日時(P1・P2・T共通)を年・月・日・時・分で直接入力します。人物Aの出生データは「再読込」ボタンで最新化できます。人物B(相性)の欄は表示専用で、人物Bの登録・変更はこの画面では行えません(別画面であらかじめ設定しておく必要があります)。

場所について:中間円・外円(三重円)/P1・P2・T(5重円)が使う場所は、ネイタルの出生地とは別に、入力画面の「現在データ」で保存した場所が使われます。円ごとに個別の場所を指定することはできません。

4. 設定タブ②:日時設定パネル

画面右下に浮かぶ日時設定パネルで、中間円・外円(またはP1・P2・T)が参照する対象日時を素早く調整できます。年・月・日・時・分それぞれに上下ボタンが並び、クリックのたびに増減します。「現在時刻」ボタンで今の日時に戻せます。パネルは自由な位置にドラッグでき、✕で閉じると「📅 日時設定」ボタンに変わり、押すと再び開きます。

日時設定パネル

日時設定パネル:上下ボタンで年月日時分を調整

5. 設定タブ③:ハウス・アスペクトの調整

ハウスシステム

プラシーダス/コッホ/ホールサイン/イコールハウス/ポルフィリウス/レジオモンタヌス/カンパナス/モリナス/ソーラーサイン の9方式から選べます。

アスペクト線

ホイール上にどの円どうしのアスペクト線を描くかを、ボタンで1つ選びます。

選択肢
三重円 内円/中間円/外円/内×中/内×外/中×外/なし
5重円 N1・P1・T・N2・P2、およびN1×P1・N1×T・P1×T・N2×P2・N2×T・P2×T/なし

円の数が多い5重円では組み合わせも増えますが、一度に表示できるのはこのうち1種類だけです。

その他の調整項目

項目 選択肢/範囲 初期値
アスペクト起点 中央/各天体基点 中央
オーブ 0〜10°(0.5°刻み) 3.0°
アスペクト種類 主要のみ/全種 主要のみ

二重円チャートにあった「OOS除外」「接近のみ」「度分/10進切替」は、この画面の設定タブには表示専用の項目として現れません(アプリ全体の設定に従います)。ノード・リリスの種別切替も設定タブではなく、次の「基本タブ」のチェック列で個別に表示・非表示を切り替える形になっています。

6. 基本タブ

天体ごとの位置を、円の数だけ横に並べた一覧表です。表示値は「黄経」または「赤緯」に切り替えられます。逆行中の天体は赤字の「R」付きです。チェック列で表示する天体を個別にON/OFFでき、ホイールの表示にも連動します。

列構成
三重円 表示/記号/天体/内円/中間円/外円
5重円 表示/記号/天体/N1・P1・N2・P2・T

7. アスペクトタブ(ダイヤル表示)

二重円チャートのようなマス目状のマトリクス表ではなく、天体を「黄経を一定の角度で割った位置」の高さに並べる縦型ダイヤルで表示します。同じ高さに集まった天体どうしがアスペクトを形成している、という見方です。

スケール 対応するアスペクト系統
30° メジャーアスペクト全部
45° ハード系(スクエア等)
60°(初期値) ソフト系(セクスタイル等)
72° クインタイル系
90°/360° その他の周期

赤緯表示に切り替えると、スケールの代わりに「通常(±)」「反転(下端0°)」という軸の向きを選べます。

5重円チャート限定:比較する円の組み合わせ

5重円チャートには円が5つあるため、どの3つを並べて比較するかをボタンで選びます(5つ全部を同時比較する機能はありません)。

選択肢 内容
N1・P1・T 人物Aのネイタル・進行・経過
N2・P2・T 人物Bのネイタル・進行・経過
N1・N2・T 2人のネイタルと経過(相性寄りの見方)
P1・P2・T 2人の進行と経過

アスペクトタブの縦型ダイヤル

アスペクトタブ:同じ高さに集まった天体どうしがアスペクト成立

8. ハウスタブ

どの円のハウス(ASC)を基準にするかをボタンで選び、各円の天体がそのハウスのどこに入るかを一覧表示します。

基準円の選択肢
三重円 内円(初期値)/中間円/外円
5重円 N1・P1・N2・P2・T

9. サビアンタブ

各天体の位置に対応するサビアンシンボルを円ごとに一覧表示します。シンボル文をクリックすると詳しい解釈が展開されます。

5重円チャートのみの注意:他のタブは5列(N1・P1・N2・P2・T)ですが、サビアンタブだけはN1・P1・Tの3列表示です(人物B側のN2・P2列はありません)。

10. 出力・その他ボタン

📋 円のみコピー

ホイールをPNG画像としてクリップボードにコピーします。コピーできない環境では自動的にダウンロードされます。

📄 円+基本データPDF

A4横のPDFをダウンロードします。ファイル名の末尾は三重円が「_triple.pdf」、5重円が「_quintuple.pdf」です。

その他

設定タブに「再読込」(ネイタルデータの最新化)と「計算」ボタンがあります。日時設定パネルの「現在時刻」ボタンは今の日時に一発で戻せます。

11. 知っておくと役立つ仕様